蒼鉛の結晶、ハム子編を観てきました！
こちらはネタバレありの感想です。加筆＆見やすく整形しました。
ストーリーどこまで？
ハングドマン&ストレガ戦から修学旅行まで 。衝撃だったのは、
チドリが登場しない！
に尽きる。
なので当然あると思っていた順平とチドリのエピソードがゴッソリ抜けています。
これは痛い！メインディシュが半分なくなった感じ。
それに伴ってチドリの缶バッヂもなし。
版権の関係なのかね？なんて言ってたんですが、まさか登場してないとは…。ないわ。
ネタバレなしの感想にも書きましたが、そのこと以外は完璧でした！
ハングドマン戦は前作の最後にやったのでちょっと巻き戻ってますね。
劇場版との違いは？
今作は、幾月さんのカミングアウトと武治氏の死で打ちひしがれた
SEESメンバーが立ち直るまでを丁寧に描いています。
特にゆかりちゃんと美鶴先輩が主役という感じ。
劇場版では空気だった2人に重点を置いていました。
逆に劇場版で丁寧に描いていた綾時君と主人公の絡みはアッサリめ。
ハム子に対しても全くフラグが立ってないw
綾時くんは沈んでいた皆を明るく励ましてくれる転校生であり、切なさは一切なし。
二人きりで会ったりもしないし、指輪もくれません。
正直、今作の脚本に関しては劇場版に軍配があがると思う。※
確かにゆかりちゃんや美鶴先輩の心情は大事だけど、
ストーリーを俯瞰すると綾時くんと主人公の絡みの方が
はるかに重要度高いはずなので。
劇場版は綾時君メイン、舞台版は美鶴先輩メイン。
足りない部分を補完し合う感じかな。
とにかく美鶴先輩は本当に凄い演技だった！
もう、もらい泣き寸前。熱演に胸を打たれました。
他の人が喋ってるシーンでも美鶴先輩から目が離せなかった。
オリジナル曲が入るタイミングもヤバい。
涙に震える声で歌う美鶴先輩とかマジでたまらない！
※2016/11/30追記
全４話の前提で書いていましたが、舞台最終話は２作同時上映
ということが判明しました。全体の構成が変わっているのかと思われます。
テオはストーリーにどう絡んでくる？
テオのパートはポロニアンモール＆学校の一括デートのみ。
特にストーリーに絡んでる感じはなかったけど、チラリと報酬の話をしたりしてて、
上手くいくとハム子卒業式で生き残れたりするのかな？なんて期待しちゃったり。
難しいだろうけどなぁ。サービス精神旺盛な舞台版ですもの、
ハッピーエンドをサービスしてくださいよ！
デート中、「真っ直ぐ行く」と言いつつ曲がりまくるハム子。
方向音痴確定ですか？w
真顔で妙な踊りをするテオ。爆笑です。
私が実際に観た踊りとDVDの踊りが違っていました！千秋楽だけ変えたとかかな？
そういう舞台ならではのサービス、いいですね！
焼きそばパンのあたりでは小田桐くんが咳払いしたのがちょっと嬉しかったw
小田桐くん好きだ！
テオとハム子も特にフラグが立ってない感じ。
綾時くんにもなく、真田先輩はむしろ美鶴先輩といい感じだし、
天田君は普通に可愛い子供なので論外だし、
フラグが立ってるのは荒垣先輩だけだよね？！
これは卒業式は荒垣先輩エンドを期待していいのか！？
いいよね？！期待させてくださいお願いします！！
オリジナル曲について
今回オリジナル曲がとても良くて、ハム子が「君の名を呼ぶよ…」ってね。
私は当然「荒垣先輩！」って心の中で叫んでましたw
オリジナル曲は綾時くん、美鶴先輩、ゆかりちゃん、テオ、ハム子（SEESメンバー全員？）。
最後ストレガとSEESメンバーで同時に歌を歌う、歌バトルみたいな所あり。
中々斬新な試みかと。あの格好いいストレガのテーマがまた聴けるとは！嬉しい！
美鶴先輩の曲はとにかく泣けるヤバすぎる。テオはハム子とデュエット。
綾時くんの歌は明るく楽しく、会場から手拍子が！
っていうか綾時くんがマジで魅力的で！役者さんのパワー凄すぎる。
超カリスマありました。個人的に好感度爆上げです！
SEESメンバー以外の登場人物
SEESメンバー以外のキャラクターとしては、
- 鳥海先生
- べべ
- 小田桐くん
- 江戸川先生
- 数学の先生
- 小野先生
- 黒澤さん
- 青髭
- たなか社長
- ミヤ
- 友近？
あたりを確認。
オリジナルエピソードは？
修学旅行がかなり丁寧に描かれていました。
綾時くんが新撰組の話をするあたりと、天田君を励ますあたりが
ちょっとオリジナル展開だったかと。
修学旅行に参加できない天田君は空気気味だったので、
綾時くんとのやりとりが追加されたのは嬉しいです。
皆大好き、修学旅行のお風呂のシーンは！？
お風呂では美鶴先輩以外の女性陣の浴衣と
（何と美鶴先輩は修学旅行中には立ち直らず、処刑はアイギスが行う）、
男性陣のタオルいっちょう姿が拝めるぞ！
タオルを体の前で際どくクルクル回す綾時くんに会場が沸く沸くw
ウッカリ美鶴先輩の目の前にタオル一丁で弾き出される真田先輩、凍りつく美鶴先輩。
？？？って感じで思わず全身をジックリ見てしまう目の動きが可愛いw美鶴先輩好きだ！！
お風呂用品を多数持ちこむハム子。
アヒルとか水鉄砲とかを持って嬉しそう。しかも皆に配ろうとするw
可愛いよチクショウたまらないよ！
何だこの天然ぷりはハム子可愛いなハム子大好きだハム子抱き締めたい！！
今作でのハム子はヒロインの座を美鶴先輩に譲っていてちょっと空気気味。今後の活躍に超期待！
お風呂前に異様にテンション上がる風花たんw
酔っ払っているのか？！ってくらい盛り上がるw可愛いッス！お客さんとの絡みにも笑った！
アクションや見所について
今作は戦闘が少ないせいか、最後にタルタロスの散開探索シーンが挿入され、
全員にアクションの見せ場がありました。
順平
前作、前前作も凄かったけど、今回も順平が超光ってた！
エフェクトの派手さも相まってアクション格好良すぎやろ！テレッテッテー！
彼はセリフのないシーンでも光ってて目が釘付けになりました。
天田くんやゆかりちゃんを庇おうとしたり、ハム子の肩に手を置いたり冷やかしたり、
武治氏と握手しようと勘違いしたり、面白くていい奴だなぁーって感じで。
順平マジで魅力的。チドリとのエピソードを楽しみにしてただけに…
観られなかったのは本当に残念としか言いようがないです…。
真田先輩
真田先輩は美鶴先輩に写真を渡したり、ピンチを救ったりといい雰囲気。
さりげなく腰に手を回したりね！先輩2人が背中合わせに立つと絵になるよね！
真田先輩、実物見ると背が高くて立ち姿がセクシーでした。
天田君
天田君はなんだかスーパーマリオみたいなアクションでした。
健気にジャンプする姿が可愛い。ピンチを助けてくれる真田先輩。
将来、真田先輩とは長い付き合いになりますからね。トリニティソウル的に。
ハム子
ハム子は戦闘シーンのアイドリングポーズ（足で地面ををトントンと叩く動き）
が再現されていたのが嬉しかったですね～。あっ、ハム子！って感じで。
あと、修学旅行の集合の時に、客席を振り返って
頬を膨らませるシーンが超・可愛ええええ！！！
アイギス
そしてアイギスのロボっぽい動きが今回も秀逸でした。
ハングドマン戦での壊れかけた動きとか。ちょっとビリビリって感じに。
何というか、健気でマジ可愛い！アイギス！！好きだー！！
幾月さんにリモコンで操られるシーンでは、
操り人形的なパントマイムで表現されていました。中々深い演出だったかと。
ゆかりちゃん
ゆかりちゃんは相変わらずテンション高いキャラで好感度高し！
お父さんのビデオレターのあたりを丁寧に描いていました。
トドメは美鶴先輩を後ろからハグ！いいぞゆかみつ最高もっとやれ！ﾊｧﾊｧﾊｧ
美鶴先輩
お父様を喪った痛々しい姿がずっと続くわけですが、
最後には立ち直って、涙の残る顔に笑顔を浮かべてくれます。
エンディングでも笑顔がまぶしいことまぶしいこと！！
何なんだ。美鶴先輩の笑顔が尊すぎる！！惚れる！！
風花たん
ナビ役なのでアクションはないんですが、平常時の役者さんの演技が上手く、
振る舞いがとても自然でなおかつ美しい。
カーテンコール的な場面では、うっかり美しい動きをしていたら
ハム子にコメントを振られてましたｗカワイイ！
タカヤ＆ジン
冒頭で戦闘シーンがありますが、前作とは演出を変えてありました。
タカヤが仰向けに倒れて客席側を睨むシーンはやたらと迫力あったなぁ。
橋から落下した後、命からがら辰巳記念病院に向かうシーンあり。
「アイツならアンタを治療できる」とチドリを訪れる感じでした。
タカヤは一人で立てないくらい弱ってるのに、ジンは結構元気なのよねｗ
荒垣先輩
ちなみに荒垣先輩はやっば出なかったけど、一瞬回想の映像が出ました。
あと真田先輩が「俺たちはこの先どうすればいいんだシンジ…」的に一言。
キャストの挨拶後･･･
キャストの挨拶が終わって、アンコール的な拍手が轟く中･･･
ラスト、記憶を取り戻したアイギスと対峙する綾時くん。
そして順平の絶叫、チドリーーー！！で幕。
ちょ！引き上手すぎやろ！！早く続き観たいよ眠れないよ！！
多分次で完結だと思います、絶対また行くよ！！
生演技ならではの嬉しいアクシデント
あと、生ならではのアクシデントがありました。
冒頭で真田先輩が召喚器忘れてたんですね。
で、美鶴先輩と順平がリレーしてそっとホルスターに入れてあげてました。
まさにマイペースな真田先輩と振り回される仲間達って感じで逆に良かった！
むしろ見られてラッキーでしたwくそっ皆大好きだーッ！！
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